プロフィール

山口 拓也

資格


鍼師 灸師 あん摩マッサージ指圧師
小規模ボイラー取扱者 ガス溶接技能講習 アーク溶接特別教育講習 車両系建設機械運転技能講習 小型移動式クレーン運転技能講習 玉掛け技能講習 フォークリフト運転技能講習 粉塵作業特別教育 旋盤検定3級 ものづくりコンテスト旋盤部門山梨県大会優勝 普通自動車第一種運転免許 原動機付自転車免許


山梨県生まれ山梨育ちで、鍼灸マッサージ師の祖母と母を持つ3代目の鍼灸マッサージ師です。

幼少の頃から祖母、母の仕事に着いていき鍼灸マッサージの仕事を横目に育ってきました。
しかし真近で見ていたからこそ良いところだけではなく患者さんと向き合う大変さも目の当たりにしていました。

「この人たち(祖母と母)はどうしてこんなに苦労しているのに笑顔で治療ができるんだろう」
「帰りにパン屋さん寄ってくれるかな。甘いパン食べたい。」
「仕事が終わった後も人の体や病気のことを調べててプライベートないじゃん」
そんな事を考えながら過ごしていました。

叔父(この人も鍼灸マッサージ師)「俺らの仕事についたらそんなの当たり前だぞ。それが仕事だ。」

この一言で心に誓いました。
「僕は絶対に継がない」
「サラリーマンになって休みの日はポケモンと遊戯王カードやる」

しかしその後祖母は亡くなり、数年後母は事故で腕の骨を粉砕骨折し手根骨という手のひらの8つある骨がバラバラになってしまいました。ドクターや理学療法士、柔道整復師も匙を投げたくなるような状態でした。本人としては匙を投げる腕すら使えないので匙を投げることすらできませんでした。

奇跡的に母は復活し、僕は某S●FT BANKショップで働いていました。
しかしその時に突然連絡が入りました。
「十何人か巻き込まれる事故にあった」
連絡があったので無事なのはわかっていました。が、病院に着くと頚椎損傷のギリギリでまだ持ち堪えるかわからないとのことでした。

「継がなきゃいけない"時" が来た」

その連絡で自分の道を察しました。
母の仕事を継いで自分が人を直していかなきゃいけない。
継ぐなら親を越えなければならない。

そこから専門学校に入り卒業後も親の劣化コピーで終わってはいけないと親とは別の手技、オステオパシーと出会いました。
これはまた別の衝撃を受けましたがそれはまた別の機会に。

という訳で受け継がれてきた技術にオステオパシーの技術も加え今ここに至ります。

今なら祖母、母の気持ちがわかります。
今目の前で困っている人を助けてあげたい。
そんな気持ちでやっています。

長くなりましたが「去って行った者がたちから受け継いだものは更に『先』に進めなくてはならない‼︎」この言葉を胸に治療してます。

そんな山口ですがよろしくお願いします。


母は今は元気です。